今回は大人気ウルワツ寺院のケチャックダンスについて説明します!!まずは寺院の基本情報
ウルワツ寺院 08:00~19:00 ※ケチャックダンスは18:00 ~ 19:00
入場料金 Rp30,000-。ケチャックダンス鑑賞料金 Rp100,000-。※以前より値上がりしました。2019年1月3日現在。
ケチャックダンスの入場チケットは舞台の隣で17:00から販売開始です。売切れするので17:00に買いましょう。
ケチャックダンスとは?
数あるバリの伝統舞踊の中でも特に人気のある舞踊劇です。バリ古来の宗教と儀式が発展したもので、数十人の半裸の男性が座った状態で円陣を組み「ケチャ」という合唱と共に「ラーマヤナ物語」に沿った劇が進行します。
ケチャックダンスのあらすじ
アヨディア王国の王子ラマと大妃シータそして、魔王ラワナの物語
<登場人物>
ラマ軍 / 善
ラマ(王子)、シータ(ラマの妻)、ラクサマナ(ラマの弟)、ハノマン(白猿)、スグリワ(赤猿)、
スグリワの部下、ジュタユ(ガルーダ)
ラワナ軍 / 悪
ラワナ(魔王)、トゥリジュタ(ラワナの姪/シータに好意的)、メガナダ(ラワナの息子)
<第1章>
森の中、若い王子ラマと大妃シータが愛し合う舞。続いて黄金の鹿(魔王の化身)の登場―。シータの美しさに心を奪われた魔王ラワナは、黄金の鹿(魔王の化身)を遣いラマとラクサマナからシータを引き離そうと企む。シータは魔法にかけられ、ラマに黄金の鹿が欲しいと泣いて懇願する。ラマは愛する妻の頼みだと承知する。ラクサマナは黄金の鹿が魔王の化身と分かっていたが、仕方なく鹿狩のための弓矢をラマに渡す。ラマは弟であるラクサマナに妻の安全を託し、森へ向かった。しかし、鹿を捕らえることは出来なかった。
<第2章>
ある日、シータは、ラマの助けを求める叫び声を聴いたような気がした。シータはラクサマナに見に行くように言いつけるが、ラクサマナは兄のラマから安全を託されていたので、シータを一人残していくことに責任を感じた。シータは自分の言いつけを拒否するラクサマナに対して「兄を見殺しにして自分と結婚したいのだろう」と勘ぐる。ラクサマナはシータの言葉に怒り、身の潔白を証明するために兄を見に行くことを決意する。出発前にラクサマナはシータの周囲に「火の輪」で安全のおまじないをかけ、シータに「この火の輪から外に出ないように」と言い残して行く。シータは一人取り残されてしまう。
<第3章>
魔王ラワナ登場―。取り残されたシータ。このチャンス美しい人妻シータをさらっていきたい。しかし、火の輪があるので、近づきたくても近づけない。ラワナは魔法を使ってシータを火の輪の外に出すことに成功した。その時、シータはラワナの罠だということに気づき逃げ惑う。ラワナがシータを捕らえようとすると、鳥の王者・ジュタユが空からやってきて助けようとするが、魔王の力に及ばす殺されてしまう。シータはラワナに捕えられ、魔王の王国に連れ去られてしまう。
<第4章>
ラワナの姪・トゥリジャタ登場―。ラワナは捕虜となったシータの世話役としてトゥリジャタを側につかせた。その頃、ラマはシータが捕らわれたことを聞き、白猿ハノマンにシータを見つけ出すように依頼する。捕らわれの身となり嘆き悲しむシータをトゥリジャタは慰め元気付ける日が続く、、、。そんな二人の姿をハノマンは見つけ出し隠れて様子を見ていた。突然ハノマンはシータの前に現れる。シータは、ラワナが今度は猿に化けて近づいてきたのか?と疑うが、ハノマンはラマから預かった指輪を差し出し、指輪がラマの物であることが分かる。シータは自分の髪飾りをハノマンに預け、自分の無事をラマに伝えるように頼む。ハノマンは王国を去る前に王国を壊し暴れた。しかし、捕らえられ火の中に投げ込まれて焼き殺されそうになる。ハノマンは火の中で目が覚め、何とか無事に逃げ出すことができた。
<第5章>
ラマはラワナの王国にたどり着き、ラワナの息子、メガダナとデラムと戦う。ラマは一人の力ではシータを助けれれないとハノマンに助けを求め、両者の間で激しい戦いが繰り広げられる。猿王のスグリワ、部下のトゥアレンも応援にかけつけ、メガダナと戦う。最後にラマがメガダナに向かって放った矢が命中し戦いが終わる。ラマはハノマンに導かれトゥリジャタと共にいた最愛の妻シータと再会する。ラマとシータは無事アヨディア大国に戻り、また平和な暮らしが訪れる。
―完―
あらすじはダンスのチケットを購入する時に貰えます。劇が始まるまでに読んでおくとケチャックダンスが一層楽しめます。
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