こんな方におすすめ
- 海外の現地採用に興味がある方
- アジアで働きたいと思っている方
この記事は僕の体験談です。
なぜカンボジアを選んだのか?
20代の内に様々な経験をしたい、裁量を持って仕事がしたい、そのために海外で働きたいと考えていました。東南アジアを選んだ理由は日本人というだけで仕事があると思っていたからです。タイ、ベトナム、フィリピンなどを検討する中で、カンボジアを選んだのは、2016年当時、ビザの発給条件が非常に緩かったからです。パスポートだけで、1年間の滞在ビザが取れました。また、当時は滞在ビザ、就業ビザなど細かい区分もありませんでした。(2019年現在は就業ビザの条件が若干厳しくなっています。)海外に何のコネクションも無かった僕はビザが簡単に取れるという事を重視してカンボジアを選びました。
カンボジアで働くために僕がしたこと
Web上で「カンボジア仕事」「カンボジア就職」と検索し、人材紹介企業に履歴書を送ってカンボジアのプノンペンで働きたいと伝えました。また2016年2月に会社の有給を使い、プノンペンに1週間ほど就職活動に行きました。人材紹介会社での面談、プノンペンで働いている日本人へのインタビュー、この場所に住めるかという視点でプノンペン散策などをしました。プノンペン散策では、病院や日本食レストラン、スーパー、アパート見学、後は街の雰囲気などを見て回りました。
残念ながら、1週間の滞在中にプノンペンで仕事を決める事は出来ませんでした。しかし、一緒にご飯を食べた方から日系現地旅行会社で求人がある事を教えて頂き、日本に戻ってからその会社とSkypeで面談しました。その会社から内定を頂き、2016年3月下旬からプノンペンで働くことになりました。
実際に就業してからの業務と日常生活
新卒で旅行会社に就業したので、仕事面では特に大変な事はありませんでした。日本の会社とのやりとりなのでメールは基本的に日本語です。またプノンペン在住のお客様も日本人の方がほとんどので、日本語で問題ありませんでした。現地スタッフとは英語でのコミュニケーションですが、日常会話程度のレベルなので特に問題もありませんでした。
例えば仕事の指示をする時に、[Please book this hotel.], [Please all cancel this booking. ]この程度の英語レベルで仕事は回ります。僕はTOEIC450点くらいだったので、決して英語が得意ではありませんが、業務は何とかなりました。
しかし、カンボジアは日本に比べると衛生状態がよくないため、最初の3ヶ月程度はローカル屋台の食事や氷入りのビールを飲んでお腹を下したりしました。日本食という点ではイオンがあるので、特には困りませんでした。
海外就職にチャレンジしたい方へ
挑戦するなら、20代です。日本での就業経験はあっても無くても良いと思いますが、日本のように研修が充実している企業は多くない印象です。与えられた仕事をこなすのでは無く、こういう事がしたい、こうしたら売上が上がるなど自分で考えた事を実行させたい方に向いていると思います。現地採用の場合には日本で働くよりも給料が下がることが多いですので、3年間の修行と決めて経験を積むために海外に行くと良いのではないでしょうか。もしこのブログを読んで、海外就職の相談をしたい方がいらっしゃれば、問合せからメッセージを頂ければできる範囲で対応します。
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